留学と就活
現実的な話、就活って留学したら有利なの?不利なの?ということについて今回は言及したいです。
結論から言うと、個人的には不利なんじゃないかと思っています。なぜかって、就活時期と丸被りしてしまうから、結局留学生に与えられた選択肢って、普通に日本に残る大学生の100分の1くらいしかないのかなと思っています。
留学生が就活において与えられた選択は、ボスキャリ・ロンキャリなどの海外に日本企業が来てくれる就活イベントに参加する事、帰ってから留学生向けの就活イベントに参加する事、留学する前に、インターンを本気でやって内定をもらっておく事、くらいです。
だから、もしボスキャリ等に就職したい企業が来ているのであれば、全く不利ではないと思うけれど、もし来ないのであれば、不利でしかないと思います。
かといって、ボスキャリだってそう甘くはなく、ほとんどの企業は4年生や海外大卒しか募集していません。数少ない枠の中に、就職したい企業があればそれは素晴らしいことだけれども、なければ妥協して就活することになってしまいます。
帰国後のイベントだって、ざっと見たところ、いわゆる日系大手はあまり参加しない印象です。
やっぱり留学って、違う土地で暮らすことそれだけでチャレンジングだし、企業も留学生欲しいんじゃない?って思うけれど、意外とそんなこともなく。
留学って素晴らしい経験だし、就活の幅が狭まるからと言って価値が下がるわけではないけれど、就活に関してはあらかじめ覚悟が必要かな、という話でした。